あだ名で読む中世史 ヨーロッパ王侯貴族の名づけと家門意識をさかのぼる [ 岡地稔 ]

ヨーロッパ王侯貴族の名づけと家門意識をさかのぼる 岡地稔 八坂書房アダナ デ ヨム チュウセイシ オカチ,ミノル 発行年月:2018年01月 予約締切日:2018年01月25日 ページ数:366p サイズ:単行本 ISBN:9784896942453 岡地稔(オカチミノル) 1952年生まれ。

南山大学外国語学部教授。

専門は中世初期ヨーロッパ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ヨーロッパ中世の人びとの名前をめぐる疑問/第1章 ヨーロッパ中世はあだ名の宝庫/第2章 「カール・マルテル」の謎ー「あだ名文化」の諸相(一)/第3章 ピピンはいつから短躯王と呼ばれたかー「あだ名文化」の諸相(二)/第4章 姓の誕生ーヨーロッパの「家名」をさかのぼる/第5章 中世の命名方法とその背後にあるものー「あだ名文化」の背景を探る(一)/第6章 中世貴族の家門意識はいかにして形成されたかー「あだ名文化」の背景を探る(二)/第7章 混迷の「ユーグ・カペー」ー「あだ名文化」の諸相(三) 西欧中世の王侯はなぜ、「あだ名」とともに呼ばれることが多いのだろう?謎に満ちた「あだ名文化」の実態とその背景を、史料に拠りつつ鮮やかに解き明かし、命名や家門にまつわる疑問の数々に光をあてる。

巻末に“中世ヨーロッパ王侯「あだ名」リスト”併録。

本 人文・思想・社会 歴史 伝記(外国)

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